206018 ランダム
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ランちゃん健康倶楽部

ランちゃん健康倶楽部

深い眠り

心地よい目覚めとリラクゼーションのための有効成分

1.バレリアン
2.レモンバーム
3.テアニン

1.バレリアン
古代ギリシャの時代から精神や神経を鎮め、眠りを深める植物として「バレリアン」が用いられてきました。
バレリアンとは、「セイヨウカノコソウ」ともいわれ、古くはギリシア時代から精神の沈静や熟睡を助ける植物として重宝され、現在では世界中であらゆるストレス関連の症状に用いられています。

筋肉の緊張をほぐすので肩や首の凝りやぜん息、緊張性の腹痛、胃痛、月経痛などに、また、ストレスや不安が原因の高血圧などにも使用されています。 
非常に歴史があるハーブで、幅広くその効果と安全性が認められています。実際にヨーロッパやアメリカでは不安神経症の治療に使われている程です。 

アメリカの不安神経症に用いられる「バリウム」や「ザナックス」といった薬があるのですが、これらは副作用や依存性が問題になっていました。しかし、このバレリアンは副作用や依存性がないので、最近は医薬品の「バリウム」の代用品として、このハーブが使用されています。「19世紀のバリウム」と呼ばれることもあるそうです。医者も自信をもって薦める薬用植物なのです。 

アメリカのサプリメント売上も常に上位に位置する、定番人気のハーブとして定着しました。最近の動向ストレス、神経関連の症状全体に働きかけるバレリアンですが、その中でも特に、不眠などの睡眠障害に特に好まれます。最近はメラトニン (睡眠障害サプリメント)などにも配合されることが多くなってきており、バレリアンをメラトニンの代替品として活用する方も非常に増えてきています。バレリアンが、「天然ハーブ」であるということも好まれる大きな理由となっているようです。もちろん睡眠障害以外のうつ状態やストレスなどの精神不安定にも働きかけるので、気分をリラックスさせる為などに世界中の人々が好んで常用しています。 

どんな植物??高さ1.5メートルほどの高さがあり、夏に淡いピンク色の小さな花がたくさん咲きます。薬用になる部分は「根」の部分が主です。 
バレリアンのにおい強烈なにおいがするのが特徴です。ギリシアの最古の薬学書にも「PHU」という名前で記載されており、これは「鼻をつまむ感嘆詞」からとられたそうです。しかし、面白いことに、中世では男性を惹きつける催淫剤として、匂い袋に使われていたという話もあるそうです。

2.レモンバーム
レモンバームは、リラックスと鎮静効果、そして不安定な気分を解消するハーブ として知られていますが、その他にも古代ギリシャ・ローマ時代から、お腹のガス・ハリの解消、気管支の炎症鎮静など、多岐にわたって使用されて来たハーブ です。
古代ローマ時代はプリニーそして16世紀には、医学者のパラケルススなどにより、研究されました。
また最近の研究では、軽い鎮静剤の作用、抗ウイルス作用、生理痛やお腹のハリ、そしてヘルペスまでにも有効だという事が分かって来ました。
不眠症にはバレリアンと組み合わせると、かなり効果があるという事ですですので、寝つきの悪い方は、是非お試し下さい。

3.テアニン
緑茶成分の「テアニン」が脳の神経情報伝達物質に作用することが、平成10年11月26日静岡市で開催された「緑茶の効能研究発表会」で発表されました。
この研究で「テアニン」には,脳の内部の記憶や学習能力・情緒にかかわる神経情報伝達物質に作用することが科学的に証明されたのです。また、リラックス効果を測定する実験でも,テアニンが濃いほどアルファ波が強く現れる結果が出ていることもわかっています。
 これらの研究によると、テアニンは品質の高いお茶ほど大量に含まれるうま味成分で,記憶や学習能力を高める効果が期待され、高ストレスや痴ほう症にも有効な医薬品として活用されるとしています。

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